【当教室の特徴】
1、未経験者に優しい教室
 駒の動かした方が分からない、未経験者の方でもご入会できます。とりあえず「やってみたい」「楽しそう」と感じた方は、ぜひ体験レッスンにご参加ください。指導内容については、未就学児向けのキッズプログラムのページもご確認ください。現代は、ご両親やご親族に将棋経験のない方が大半で、子供たちのほとんどが未経験者です。我々が目指すものは、未経験者が気軽に参加でき、初めて将棋に触れて楽しいと思える環境です。はじめてのお子さんが、「今日は楽しかった。また将棋をやりたい。」と言ってもらえるような時間を提供します。

2、丁寧な指導【担任制度】
 本教室は担任制を採用し、ご入会から初段まで指導する先生は変わりません。一気通貫して一人の先生が指導することで、お子様の成長に責任を持ち、スピーディーな成長が期待できます。一般的な将棋道場や各地域の将棋クラブの子供教室では、一人の生徒に対して毎回決まった先生が教えることはありません。手の空いた高段者が駒落ちと呼ばれるハンディキャップをつけて実戦指導を行うのが慣例です。当教室では対局ができるレベルに達するまでは、1対1の個人レッスンで徹底的に基本を学びます。

3、独自の三段階プロセス
 これは、個人レッスン→グループレッスン→個人レッスンと三段階で学習を進めるものです。第一段階の個人レッスンは、未経験者、初心者が対局が楽しめるレベル(10級)まで行います。10級に合格すると、いよいよグループレッスンに編入し、実戦練習が始まります。第一段階で座学で学んだ基本技術を実戦で活用する段階です。また第二段階では、先生のトップダウンのインプットだけではなく、生徒で相互に指導し合う時間が増えます。仲間の良いところを真似したり、仲間に負けた理由を反省して、次に対策を練ってみたり、試行錯誤を繰り返します。そして初段に合格すると、いよいよ第三段階です。初段に合格し、やがてグループレッスンで互角に戦える相手がいなくなると、グループレッスンを卒業します。そして第三段階の高段者による個人レッスンが始まります。有段者の子供の思考力は、大人のレベルに達しています。このレベルになると1手の間違いが勝敗を分けるため、細部に渡る繊細で専門的な指導が必要です。そのため第三段階の講師は、四段以上の棋力を条件としています。当教室では、初心者が初段になるまでの期間を1年を目標に設定しています。

4、たくさんのイベント
 毎月1回実施する定期交流戦は30名規模の子供たちでにぎわう将棋大会です。普段個人レッスンのみで実戦機会のない子供たちが集まって、日頃の勉強の成果を確認します。お菓子をたくさんもらえて、成績優秀者には豪華な景品もあります。恒例のジャンケン大会に子供たちは熱狂して大変な盛り上がりとなります。対面が苦手だったり、遠方だったり、開催日に別の予定が入ってしまったり、様々な理由で参加できない方には、オンライン版の交流戦に参加できます。また大人と対局できる練習会や東京に遠征して練習試合と観光を楽しんだり、未就学児向けのワークショップ等、多様なイベントを開催しています。子供たちが仲良しであることも、棋力の向上につながります。

5、本教室を卒業した後のサポート
 中学入学前の小学校6年生の春と高校受験を控えた中学2年生の春が、最も将棋を卒業する子供が多くなる時期です。これは将棋界における最大の悩みです。本来、将棋の競技性から考えると中学生高校生が最も将棋を楽しむことができる年代です。心身と思考力の成長が最も充実している時期だからです。これまでは彼らが止める選択をしないで、細々とでも将棋を続けられる環境が皆無でした。そこで我々は2024年から、卒業生を講師に抜擢することを開始しました。卒業した有段者の生徒に先生のアルバイトをしてもらうのです。現在は3名の卒業生が指導をしており、形は違えども楽しく将棋を続けてくれています。
 また大人の生徒さんに対しては、初段合格後に大人の練習会にお誘いしています。一般的な将棋道場や各地域の将棋クラブは、高段者向けで非常に敷居が高いものです。そこでもう少しレベルを下げた大人向けの同好会を作りました。この会には子供の生徒も参加できます。上手な子供と初段なり立て大人の方は、お互いを高め合える丁度良いレベルで、白熱した対局となります。
 今後も卒業生が将棋を楽しく続けられるフィールドをどんんどん広げていきたいです。

6、オンラインレッスンの充実
 中学生や高校生が将棋をあきらめる理由のひとつに、学業や部活が忙しさが挙げられます。帰宅が遅くなり、他の予定も増えるので、なかなか将棋教室に通うための負担が大きくなってしまうのです。そのため当教室ではオンラインレッスンを整備し、ご自宅で対面と同じ品質のレッスンを受けることができる仕組みを作りました。最先端のインターネットの将棋対局ツールは非常に優れており、個人レッスンだけでなく、グループレッスンも対面同等の品質で実施することができます。またオンラインの将棋大会では、インターネットの多機能を活用して、対面以上の楽しさを演出しています。また二次的な効果として、タイピングやパソコンやタブレットの操作等、ITスキルの向上は言うまでもありません。

7、何を学ぶかではなく、どうやって学ぶのか
 グループレッスンでは5手詰のクイズを解くことを日課にしています。黒板に掲示した問題を将棋盤を使って考えて、解答が分かったらノートに書いて、先生に見せます。先生は正解したら赤丸をつけてあげます。ここから独自の丸付けシステムが始まります。名付けて「赤丸リレー」です。これは丸をもらった子が赤ペンを引き継いで、次の解答者の採点をすることです。この狙いは生徒が先生の立場に立つことです。先生の立場になると子供たちは色々な気づきを得ることができます。まずは字の丁寧さです。綺麗に書けなくても、採点者の伝わるように丁寧に書く必要があります。子供に採点させると意外に細かいことに厳しく、なかなか丸をつけてくれない子もいます。子供はこの経験を通して、丁寧に書くことの意味や目的が分るので、相手に伝わるように書く習慣が身についてきます。また不正解だった場合の2人のやりとりも楽しいものです。生徒が「どこが間違っているのか」を聞き、先生役が不正解の理由や正解のヒントを出す。「これがなぜ間違いなのか教えて」と聞かれて、先生役が答えられないこともしばしばです。このやりとりがさらに理解を深めて濃密な学びとなるのです。
 また別の事例を挙げてみましょう。ある日5人のグループレッスンで黒板に難しい漢字の技術用語を書いた時に、生徒が「この漢字は学校で習ってない」と発言したとしましょう。私はこのワードを危険信号と捉えています。なぜならば、この言葉の裏には「習っていないからできなくてもいい」とか「習っていないから覚えなくていい」とか、どこかで学びの境界線を自分で引いているように感じるからです。「この漢字に初めて見たなあ。どんな意味があるんだろう。」と好奇心を膨らませたり、「将棋で使う漢字はカッコイイから覚えようと」と積極的になって欲しいのです。さらにこの危険信号を発するお子さんは、事あるごとに指導者に意見や判断を求めてくる傾向があります。「先生、今日は何日ですか」「先生、どちらが先手ですか」「先生、駒落ちはするんですか」と毎回のレッスンで、全てのアクションに対して、指示を求めてくるのです。そんな時に私は「黒板を見て」とか「お友達に聞いてみて」と促しています。友達や先輩に聞けば分かることも、たくさんあるのですが、今の彼にとっては学びは先生からの一方向からしかありません。しかし学ぶ方法はたくさんあります。様々なルートで学ぶから理解が深まるのです。友達を真似したり、友達に教わったり、本から学んだり、様々な方法があります。先生から生徒の一歩通行の学びから脱却して、たくさんの学びのチャンスを得て欲しいと思います。これが成長した子供を見ることは指導者冥利につきます。

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